おすすめ漫画の独自ランキングTOP50を紹介する

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日本のお家芸ともいえるサブカルチャー『マンガ』。古くは田河水泡の「のらくろ」手塚治虫の「鉄腕アトム」に始まり、今では日本は世界的なマンガ大国となっている。(ちなみにトップ絵は「キルラキル」。この記事とは関係ない)

余談だが、以前英会話教室(倒産前のNOVA)に通っていたとき、外国人教師に「なぜ日本で働こうと思ったのか?」を尋ねると『お金』か『宮崎駿(&その他のアニメ)が好きだから』の二種類の回答しかなかった。

また、タイトルを聞いても原題とまったく異なる英訳に変えられおり、そのことに新鮮な驚きを覚えた。

ようはそれくらい漫画というのは日本を世界にアピールできる需要なカルチャーってわけだ。

ランキングに際してお断りしておきたいのだが、このランキングは完全に僕個人の好みに偏っている。

そう、メンズ用、そしておっさん向けランキングである。

従って「あの作品がない」「この順位はおかしい」等の批判は当然あるかと思うが、そこは堪えていただきたい。

漫画を含むサブカルチャーは、年代によって好き嫌いに大きな偏りが生じると思われるが、僕の場合は若干大人向けとかグロ系に偏ったおすすめランキングになったのではないかと思う。

事前ルールとして、ランキングに入れるのは1作者1作品としている。同じ作者ばかりが偏ってしまうのを防ぐ為だ。

また、発売済みの巻を全巻読んだ作品のみをランキングに入れている。

  1. おすすめ漫画ランキングTOP50発表
    1. 第50位 闇金ウシジマ君 真鍋昌平
    2. 第49位 ハチワンダイバー 柴田ヨクサル
    3. 第48位 アイアムアヒーロー 花沢健吾
    4. 第47位 ゴリラーマン ハロルド作石
    5. 第46位 ぼくの地球を守って 日渡早紀
    6. 第45位 湘南爆走族 吉田聡
    7. 第44位 黄昏流星群 弘兼憲史
    8. 第43位 怨み屋本舗 栗原正尚
    9. 第42位 グラップラー刃牙(バキ) 板垣恵介
    10. 第41位 こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治
    11. 第40位 行け!稲中卓球部 古谷実
    12. 第39位 BE B0P HIGH SCHOOL きうちかずひろ
    13. 第38位 AKIRA 大友克洋
    14. 第37位 風の谷のナウシカ 宮崎駿
    15. 第36位 パイナップル・アーミー 工藤かずや(原作) 浦沢直樹(作画)
    16. 第35位 ツルモク独身寮 窪之内英策
    17. 第34位 クローズ 高橋ヒロシ
    18. 第33位 今日からヒットマン むとうひろし
    19. 第32位 賭博黙示録カイジ 福本伸行
    20. 第31位 はじめの一歩 森川ジョージ
    21. 第30位 キングダム 原泰久
    22. 第29位 座敷女 望月峯太郎
    23. 第28位 人魚の森 高橋留美子
    24. 第27位 漂流教室 楳図かずお
    25. 第26位 今日から俺は 西森博之
    26. 第25位 BE FREE! 江川達也
    27. 第24位 火の鳥 手塚治虫
    28. 第23位 ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦
    29. 第22位 三国志 横山光輝
    30. 第21位 宇宙兄弟 小山宙哉
    31. 第20位 テラフォーマーズ 貴家悠(原案) 橘賢一(作画)
    32. 第19位 あずみ 小山ゆう
    33. 第18位 シグルイ 山口貴由
    34. 第17位 バガボンド 井上雄彦
    35. 第16位 バサラ 田村由美
    36. 第15位 DEATH NOTE 大場つぐみ(原作) 小畑健(作画)
    37. 第14位 ワンピース 尾田栄一郎
    38. 第13位 ナニワトモアレ 南勝久
    39. 第12位 柔道部物語 小林まこと
    40. 第11位 GANTZ 奥浩哉
    41. 第10位 NARUTO 岸本斉史
    42. 第9位 ファイブスター物語 永野護
    43. 第8位 銃夢 木城ゆきと
    44. 第7位 うずまき 伊藤潤二
    45. 第6位 殺し屋イチ 山本英二
    46. 第5位 からくりサーカス 藤田和日郎
    47. 第4位 北斗の拳 武論尊(原作) 原哲夫(作画)
    48. 第3位 HUNTER×HUNTER 冨樫義博
    49. 第2位 ドラゴンボール 鳥山明
    50. 第1位 寄生獣 岩明均
  2. まとめ

おすすめ漫画ランキングTOP50発表

第50位 闇金ウシジマ君 真鍋昌平

闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

闇金融『カウカウファイナンス』を営むウシジマくんとそのカモとなるダメ人間達を描いた社会派漫画。

登場人物は「バイトくん」や「フリーターくん」など君付けされているのが特徴。平成22年度小学館漫画賞一般向け部門受賞作品でもある。

第49位 ハチワンダイバー 柴田ヨクサル

ハチワンダイバー 33 (ヤングジャンプコミックス)

将棋とメイドという組み合せもそうだが、そのメイドが凄腕の棋士「アキバの受け師」というところも意表をついていて良い。

ただし漫画の内容自体は、将棋が好きか巨乳が好きかのどちらかでないと本当の意味では楽しめないであろう。

また、宝島社「このマンガがすごい!」2008年オトコ編で1位を獲得している。

第48位 アイアムアヒーロー 花沢健吾

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)

謎の病原菌によるパンデミックの発生によって、人が人を襲い始めるといういわゆる「ゾンビ」系のホラーマンガ。

主人公の鈴木英雄は散弾銃の免許を持っており、文明が崩壊した世界での銃器の強さがよく現れている。

2010年のマンガ大賞で4位、同2011年で3位、平成24年小学館マンガ賞一般向け部門を受賞している。このマンガの影響でクレー射撃をやってみようかとか考えている。

第47位 ゴリラーマン ハロルド作石

ゴリラーマン 新世紀リマスター(1) (ヤングマガジンコミックス)

転校生池戸定治は不良仲間から「ゴリラーマン」というあだ名をつけられ「いじられキャラ」として過ごしているが、実際はとんでもなくケンカが強い恐ろしい男だった。

ギャグを含んだケンカバトル漫画である。ハロルド作石の作品としては後の「BECK」のほうが有名であるが、この作品も1990年に第14回講談社漫画賞一般部門に輝いた名作である。

第46位 ぼくの地球を守って 日渡早紀

ぼくの地球を守って (第1巻) (白泉社文庫)

月面基地で活動した前世の記憶が残っている高校生達が織りなす近未来SF。

登場人物達の現在の関係と前世での関係が複雑に絡み合うストーリが魅力。

なんといっても前世は女性隊員であったのに現世で男子高校生になっていたり、性別までも異なっているため、恋愛一つとっても一筋縄では行かない相関関係となっている。

第45位 湘南爆走族 吉田聡

湘南爆走族 1 (1)

湘南海岸を中心として暴走族同士の抗争や主人公達の恋愛・友情を描いた作品。

この作品の映画化に当たり、主人公江口洋助役として俳優江口洋介、その親友の石川役で織田裕二がデビューを果たしたのは有名な話。

第44位 黄昏流星群 弘兼憲史

黄昏流星群(1) (ビッグコミックス)

弘兼氏の作品だと通常「島耕作シリーズ」だが、あえてひねりを利かせてこの作品を選んだ。

テイストは島耕作とさほど変わりはなく、オジサマ・オバサマ方の不倫短編集である。派手なストーリー展開は全くないが、心理描写が巧みなせいで、ついつい読み進んでしまう名作である。

第43位 怨み屋本舗 栗原正尚

怨み屋本舗 1 (ヤングジャンプコミックス)

「怨み屋」と呼ばれる主人公達が、怨みを持つ人間の怨みを晴らしていくという必殺仕事人的ストーリーである。

実際は善悪に関わらず金で動くことを信条としているが、大抵は結果的に弱いものを助け悪人を成敗することになる。

いわゆるメシウマ的なストーリが魅力。

第42位 グラップラー刃牙(バキ) 板垣恵介

グラップラー刃牙 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙と地上最強の親父勇次郎やその他凄腕の格闘家達が人外の強さで戦う格闘マンガ。

登場人物達のあまりの強さは、強さを志す少年から格闘技を諦めさせるには十分である。

よもや愚地独歩を見た後に空手道場に入門しようとは思うまい。

第41位 こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治

こちら葛飾区亀有公園前派出所 190 (ジャンプコミックス)

もはや説明の必要がないほどの長寿マンガであり、少年誌最長連載記録としてギネス認定されている。

ギャグマンガとしてだけではなく、あらゆるジャンルで深い知識を披露する両津さんの発言には、勉強させられる事が多い。

警官でなければ大富豪になっていたはずである。

第40位 行け!稲中卓球部 古谷実

行け! 稲中卓球部(8) (講談社漫画文庫 ふ 7-8)

卓球部に所属する「前野」や「井沢」の下品で突飛な行動が魅力のギャグマンガ。

古谷はこれ以来ギャグマンガを書かず、現代を風刺したシリアス作品を多く書いているが、稲中におけるギャグセンスは天才的であり、バカと天才は紙一重である事を実感させられる。

第39位 BE B0P HIGH SCHOOL きうちかずひろ

BE-BOP-HIGHSCHOOL(48) (ヤンマガKCスペシャル)

その後の不良漫画に絶大な影響を与えた伝説的ツッパリマンガ。他校との抗争に加え、独自のギャグセンスで不良達の日常をコミカルに描いている。

主人公にこれといった特技もなく、あまり強くもないあたりが、この作品が当時の不良達に共感され人気を博した理由ではないだろうか。

第38位 AKIRA 大友克洋

AKIRA(1) (KCデラックス 11)

近未来「ネオ東京」で繰り広げられる主人公と超能力者、そして政府との戦いが緻密に描かれているカルト的作品。

この作品で大友の名は世界的に有名となった。国際的な賞であるアイズナー賞や講談社漫画一般部門賞に輝いた。

第37位 風の谷のナウシカ 宮崎駿

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

巨匠宮崎駿が描いたマンガ作品。

王蟲に代表される大型昆虫の跋扈する世界で、小さいながらも自然と共存する村「風の谷」が大国同士の覇権争いに巻き込まれていく。

いかに人間が権力を欲しても、自然の脅威には為す術もないという人類の無力さが描かれている。

戦後日本は手塚作品に代表されるようにユートピア的世界観の作品が多く生み出されたが、この頃になると逆に世紀末・ディストピア的世界観が好まれるようになった。

また成熟した大人ではなく、少年・少女や弱者が成長する中で強さを獲得していくという流れも、日本では共感されることが多い。

従って「世紀末」「SF」「主人公が少女」という構成自体がヒットの要因とも言えるだろう。

第36位 パイナップル・アーミー 工藤かずや(原作) 浦沢直樹(作画)

パイナップルARMY コミック 文庫版 全6巻完結セット (小学館文庫)

「YAWARA!」「MASTERキートン」「MONSTER」「20世紀少年」等数々のヒット作を生み出した浦沢直樹が描く、ミリタリーアクション漫画。

浦沢作品のなかでは影が薄い存在だが、本作の主人公ジェド・豪士も魅力的なキャラクターである。

元傭兵のジェドが戦闘インストラクターとして新兵や護身の必要のあるワケありの一般人を指導する。

人体は手榴弾の遮蔽物になりうるなど、戦場での様々なテクニックが作品中にちりばめられており、大変勉強になる。使う機会はないと思うが。

第35位 ツルモク独身寮 窪之内英策

ツルモク独身寮(1) (ビッグコミックス)

主人公の宮川正太が勤めることになった「ツルモク家具」とその独身寮に住む同僚達との生活を描いたラブコメ作品。

今となってはかなり古くささを感じるが、バブル全盛期には最もハイセンスであったろうファッションも見所のひとつ。

トレンディ・ドラマを漫画にしたような読みやすく共感しやすい作品である。

第34位 クローズ 高橋ヒロシ

クローズ(26) (少年チャンピオン・コミックス)

不良の巣窟「鈴蘭男子高校」に転校してきた坊屋春道を中心として、学校内または他校とのケンカに明け暮れる少年達の日々が描かれている。

特徴的なのは登場人物が不良または元不良の大人のみであり、先生を含む一般の人間や女性はほとんど登場しない。ひたすらに男臭い漫画である。

小栗旬主演で映画化され人気を博したが、こちらは女性との関係が物語のキーポイントとなっているため、僕の中では邪道である。映画としては面白かったが。

第33位 今日からヒットマン むとうひろし

今日からヒットマン (28) (ニチブンコミックス)

平凡なサラリーマン稲葉十吉が凄腕の殺し屋「二丁」の死に際に立ち会ったことで、奇しくも二代目二丁として「ヒットマン」にされてしまう。

当初は何の戦闘技能も持ち合わせてはいなかったが、生まれ持った射撃能力と窮地に立たされたときの冷静な判断力で、次々と任務をこなしていく。

いわゆるヒーロー補正がバリバリに効いた主人公である。お色気描写が多めなのも男性には嬉しい。

第32位 賭博黙示録カイジ 福本伸行

賭博黙示録カイジ(1) (ヤングマガジンコミックス)

ニートでダメ人間のカイジが命をかけたギリギリの勝負に挑むギャンブル漫画。

土壇場になると緻密な戦略と冷静な判断力を発揮するが、平時はただのぐうたらである。

またそのギャップがカイジの魅力でもある。いずれの勝負も戦略的駆け引きを必要とし、その戦略性が作品の面白さとなっている。

数々の名言を生み出したことでも有名だが、僕のイチオシは弱気な仲間たちがカイジに対して不安を述べたときの「さえずるなっ!」である。

第31位 はじめの一歩 森川ジョージ

はじめの一歩(107) (少年マガジンコミックス)

釣り船屋で母とともに働くいじめられっこの高校生幕の内一歩が、鴨川ボクシングジムに入門し、プロボクサーとして成長していくスポーツ漫画。

あらゆるタイプのボクサーが登場しリング上で激突するが、そのスピーディな描写はボクシングらしさを見事に表している。

第30位 キングダム 原泰久

キングダム 35 (ヤングジャンプコミックス)

中国の春秋戦国時代を舞台に、後の秦の始皇帝・政と少年・信の活躍を描いた戦乱バトル漫画。

ヒロイン役?の羌瘣のあまりの強さにビビれる作品。やはり中国を舞台とした作品はスケールが大きくて面白い。「蒼天航路」とかもそう。

第29位 座敷女 望月峯太郎

座敷女 (KCデラックス (412))

得体の知れない大女にストーキングされる主人公の恐怖を描いた1巻完結のホラー漫画。

ストーカーの「サチコ」はその巨大な体躯や100Mを10秒以下で走る身体能力を持っており、とても人間とは思えない。

テケテケや口裂け女にも通じる都市伝説に出てきそうなその姿は、読み終わった後コンビニに行くのをためらうほど。

類似した作品で小説ではあるが「RIKA〜リカ」というホラー作品もある。こちらもとんでもなく怖く、読後の不快感は他に類を見ない。

第28位 人魚の森 高橋留美子

人魚の森 (るーみっくわーるどスペシャル)

「うる星やつら」「犬夜叉」「めぞん一刻」「らんま1/2」を含め、作品全てがヒット作となる巨匠高橋留美子の短編集。

「人魚シリーズ」といわれており、人魚の森以外にも「人魚の傷」「夜叉の瞳」の3巻が刊行されている。

その肉を食べれば不老不死になれると言われている「人魚」にまつわるストーリだが、全体的に非常にシリアスで、他の高橋作品にあるような軽妙な笑いの要素はない。

そこには永遠に生きなければならない不老不死の孤独があるだけだ。

第27位 漂流教室 楳図かずお

漂流教室 (1) (小学館文庫)

学校の校舎ごと未来にタイムスリップした少年少女のサバイバルを描く漫画。

タイムスリップした先は文明が完全に滅んだ荒野で、過酷な状況下で対立や殺し合いを行う少年少女というなんとも鬱な設定である。

一片の光明は見えるものの、基本的にはまったく救いのない物語である。嫌いじゃないが。

第26位 今日から俺は 西森博之

今日から俺は!! (1) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)

主人公三橋貴志と伊藤真司が天候をきっかけに高校デビューし、ツッパリ人生を歩むギャグバトル漫画。

常に弱気を助ける心優しい面(主に伊藤)と、勝つ為には手段を選ばない卑怯さ(三橋オンリー)のコントラストが楽しい。

実際は2人で戦えばどんな相手にも負けないという部類の強さを誇るが、妙にヒョロい感じが人気の秘訣だと思う。

第25位 BE FREE! 江川達也

BE FREE!(12) (モーニングKC)

「東京大学物語」の作者として有名な江川達也のデビュー作。

数学教師の笹錦あきらが高校で巻き起こす奇想天外なストーリが特徴だが、終盤になるとヒットマンなどが登場し、もはや何の漫画か分からなくなる。

基本的にエロ漫画だが、なぜそうしたかといえば、「サラリーマン金太郎」でおなじみの本宮ひろ志に「エロは金になる」と吹き込まれたかららしい。

この後少年ジャンプで「まじかるタルるートくん」の連載を開始したが、青年向けから子供向け漫画へのストーリー性の方向転換がすさまじい。

第24位 火の鳥 手塚治虫

火の鳥 1 黎明編 (GAMANGA BOOKS)

巨匠をランキングに出すのはおこがましいが、火の鳥だけは強烈な印象が忘れられないのでランクインしておく。

よもや火の鳥をまだ読んだ事のない人はいないであろうが、あえて助言させてもらえれば「読んでない人は宮崎駿の映画を1度も見た事がない」くらいもったいないことである。

今は24位に入れさせてもらったが、読み終わった直後はだいたい1位である。

第23位 ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦

ジョジョの奇妙な冒険 (1) (ジャンプ・コミックス)

「バオー来訪者」にも見られる過激な描写と、通称「ジョジョ立ち」と呼ばれる特殊な人体造形が特徴的なマンガ。

擬音や身体描写が独特で、後の漫画家にも多大な影響を与えたはずである。

ストーリーは主人公のジョースター家と吸血鬼との因縁的な戦いを描いているが、作者の荒木が外見上全く歳を取らないため、実は吸血鬼ではないかと噂されている。

第22位 三国志 横山光輝

三国志 (1) (希望コミックス (16))

またもや巨匠で申し訳ないが、好き過ぎてどうしてもランクインせざるを得ない。

ストーリー的には吉川英治の「三国志」を基に書かれているが、後世に与えた影響はそれ以上である。

おそらく全ての男子は三国志の登場人物の名前を聞いた際、横山光輝の描いたキャラを思い出すはずである。

第21位 宇宙兄弟 小山宙哉

宇宙兄弟(23) (モーニングKC)

兄弟で月面パイロットを目指す南波六太と日々人の活躍を描いたマンガ。

宝島社「このマンガがすごい!2009」オトコ編で2位、マンガ大賞で2009年、2010年度連続第2位を獲得している。

普段は人にあまり知られる事のないJAXAやNASAの宇宙関連施設での訓練の模様が描かれており、大変勉強になる。

そういえばもうすぐ「宇宙兄弟#0」が公開になるので、観に行こうかと思っている。

第20位 テラフォーマーズ 貴家悠(原案) 橘賢一(作画)

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

火星のテラフォーミングのため送り込まれたゴキブリが、強靭な肉体をもつ人形の種族「テラフォーマー」へと進化し、その駆除の為に火星へと向かった主人公達との戦いを描いたマンガである。

主人公達はそれぞれ地球上の生物の特殊能力を備えており、技能の解説ではいろんな生物の生態を知る事ができる。

ただ、なんといってもこの作品の見所は、強そうな登場人物達が期待を裏切り次々と殺されていくところである。テラフォーマー恐るべし。

第19位 あずみ 小山ゆう

あずみ(48) (ビッグコミックス)

孤児であった主人公「あずみ」が人里離れた山奥で殺人マシーンとして育てられる。

若くて色白の美女あずみが、凄腕の剣客集団をいとも簡単に斬り殺していく様は圧巻だ。

あずみはむちゃくちゃ強いので絶対に怪我すらしないが、同行している仲間はだいたい殺される。

しかもあずみは毎回仲間を助けようと四苦八苦するので、もうあずみ1人で旅すれば良いんじゃないかと思う。

第18位 シグルイ 山口貴由

シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

南條範夫の時代小説「駿河城御前試合」の第1話を原作として作られた剣術マンガ。

題名や表紙絵から分かるように、かなりグロテスクな描写が全編を通して描かれる。

絵の好き嫌いが分かれるところではあるが、それは「ジョジョの奇妙な冒険」を絵が嫌いだから読まないようなもので非常にもったいない。ぜひ一度読んでみよう。

第17位 バガボンド 井上雄彦

バガボンド(37) (モーニングKC)

吉川英治の「宮本武蔵」を原作としているが、大筋のストーリーが同じなだけで、細かな描写やキャラクターの雰囲気は原作とはかなり異なる。

佐々木小次郎の耳が聞こえないという設定は最たる例である。原作では2巻程度で終わる吉岡一門との戦いに行き着くまでに20巻以上も使っているので、正直このペースで最後まで描けるのか心配である。

第16位 バサラ 田村由美

BASARA (1) (小学館文庫)

少女マンガである。しかし文明崩壊後の日本を舞台にした戦記もので、男性でも楽しめる作品だ。

村の英雄である双子の兄が死に、その身代わりとなって妹が革命家となって戦う。

少女マンガなので当然恋愛の要素はあるが、以外と泣けてしまうから不思議である。

第15位 DEATH NOTE 大場つぐみ(原作) 小畑健(作画)

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

名前を書いたものは必ず死に至るというデスノートを手にした夜神月(やがみライト)が犯罪者のいない世界を作り出すため、次々と悪人を私刑にするというダークヒーローもの。

アメリカではダークヒーローは珍しくないが、善人の好まれる日本にあって、主人公が悪人というのは珍しいケース。

おそらく夜神月とそれを追う天才「L(エル)」の頭脳戦が人気の要因だろう。

第14位 ワンピース 尾田栄一郎

ONE PIECE 74 (ジャンプコミックス)

言わずと知れた海賊漫画。順位が低すぎるという意見もあるかと思うが、あくまで主観によるランキングなのでご了承願いたい。

国内累計販売部数3億1000万部というとてつもない売り上げを誇るモンスター漫画。

基本的に移動した地域で悪人によって困っている人々を助けるという「水戸黄門」的スタイルが万人に好まれたのだろう。

第13位 ナニワトモアレ 南勝久

なにわ友あれ(28) (ヤングマガジンコミックス)

大阪環状線を拠点とする走り屋、いわゆる「環状族」の少年達の抗争を描いたマンガ。

この手の漫画には珍しく大阪が舞台である。登場人物は全員関西弁で初見では違和感を覚えるが、慣れると気にならない。

関西らしくギャグのレベルが非常に高いのも特徴。また化け物のように強い「ゼンちゃん」というキャラは必見である。

第12位 柔道部物語 小林まこと

新装版 柔道部物語(8) (ヤンマガKCスペシャル)

「ホワッツ・マイケル」で有名な小林まことの柔道マンガ。「はじめの一歩」柔道版といったところか。

作者本人が柔道経験者ということもあり、技や試合描写がリアルに描かれている。読んだことのない人も多いだろうが、ぜひ一度読んでいただきたい。

第11位 GANTZ 奥浩哉

GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

一度死んだ人間がガンツと呼ばれる黒い球体によって生き返り、異星人達と夜な夜な戦闘を繰り広げるという、謎な設定の漫画。

戦闘によって人がバタバタ死にまくるかなりグロ・ゴア表現の強いことが特徴。

巨人が出てきたあたりからストーリーが迷走し始めるが、その前の大阪編のドラマチックな展開は必見である。

第10位 NARUTO 岸本斉史

NARUTO―ナルト― 69 (ジャンプコミックス)

忍びの世界を中心に、仲間との友情や親子・兄弟の愛、裏切り・憎しみが描かれる忍術バトルマンガ。

主人公のうずまきナルトは乳児の頃、九尾という化け物を体内に封印されたため里では嫌われ者であったが、実は里のトップである「火影」の四代目波風ミナトの息子である。

個人的にミナト夫妻の九尾封印シーンが、子を持つ親としては切なすぎて泣けてくる。

第9位 ファイブスター物語 永野護

ファイブスター物語 (1) (ニュータイプ100%コミックス)

「エルガイム」のメカデザインを手がけた永野護の描くSFファンタジー漫画。

世界観や絵の綿密さは「風の谷のナウシカ」以上である。ファティマと呼ばれる女形人工生命体をパートナーとして、ヘッドライナーと呼ばれるパイロットが巨大ロボットを操縦する。

世界観が広大すぎて一言で説明できないが、知らない人は全く知らないし、好きな人は「スターウォーズ」ファンも顔負けという両極端なマンガだ。

第8位 銃夢 木城ゆきと

銃夢 Last Order(16) (KCデラックス)

サイボーグの少女ガリィが「機甲術(パンツァークンスト)」と呼ばれる格闘術を駆使して戦うSF格闘マンガ。

この世界ではサイバネティクス技術が高度に発達しており、人体改造が日常的に行われている。

人体や生命が軽く扱われるため、読者の倫理観に強く訴えかける作品となっている。

第7位 うずまき 伊藤潤二

うずまき (ビッグコミックススペシャル)

カルト的人気を誇るホラーマンガ家伊藤潤二の代表作。

「うずまき」という形状のシンボリック性に関連した数々の怪奇現象が発生するというストーリーだが、繊細な画力によって「うずまき」のもつ禍々しさが見事に表現されている。

伊藤のその他の代表作としては映画化された「富江」「死人の恋わずらい」などがある。

第6位 殺し屋イチ 山本英二

殺し屋1 第1巻 (ヤングサンデーコミックス)

こんなグロテスクな暴力マンガをランクインさせるのは気が引けるが、潜在的サディストの殺し屋「イチ」とマゾヒストの暴力団組長「垣原」の抗争を描いた作品。

山本の作品は「のぞき屋」「ホムンクルス」に見られるように、人間の趣向や性癖をテーマにした作品が多い。

「闇金ウシジマくん」同様、大人向けの作品である。

第5位 からくりサーカス 藤田和日郎

からくりサーカス(1) (少年サンデーコミックス)

「うしおととら」でも有名な藤田和日郎の作品。

人間に害をなす「自動人形(オートマータ)」と自動人形を破壊することを生業とする「しろがね」の対決が本作の軸である。

「うしおととら」に勝るとも劣らないスピーディなアクション描写が特徴である。

第4位 北斗の拳 武論尊(原作) 原哲夫(作画)

北斗の拳【究極版】 1 (ゼノンコミックスDX)

週刊少年ジャンプの黄金期を築いたバトルアクション漫画。

イケメンの敵は大体強敵(とも)になるが、ブサメンはあっさり殺されるという外見カースト制度の世界観。

当時のジャンプは「ジョジョの奇妙な冒険」「ドラゴンボール」「幽遊白書」が連載されてたとかお買い得すぎるラインナップだ。

第3位 HUNTER×HUNTER 冨樫義博

ハンター×ハンター (No.1) (ジャンプ・コミックス)

「幽☆遊☆白書」でおなじみの冨樫義博の冒険バトル漫画。

前作もそうであったが、残虐なバトルシーンや雑魚キャラの死にっぷりでは「北斗の拳」に勝るとも劣らないグロっぷりを発揮している。

限界が迫ってくると背景やキャラもラフ画だけで掲載されることがあり、そうなると「そろそろ休載か・・・」と妙に納得してしまう。

とにかく頑張って連載を続けてほしい。ちなみにアニメシリーズが動画配信サービス「Hulu」で絶賛放送中である。

第2位 ドラゴンボール 鳥山明

ドラゴンボール (巻1) (ジャンプ・コミックス)

大人から子供まで万人に愛される国民的バトル漫画。

もはや説明の必要は無いであろうが、連載終了後20年近く経った現在でも子供達に大人気である。

何度読んでも面白く、特に悟空がスーパーサイヤ人に覚醒するくだりは今読んでも鳥肌ものである。

第1位 寄生獣 岩明均

寄生獣(完全版)(1) (アフタヌーンKCDX (1664))

宇宙から来た謎の生命体が人間に寄生し、他の人間を補食するというグロバトル漫画。

この作品が1位という事に賛否両論あるだろうが、人を補食するという人間側から見たらとんでもない化物であるはずの「寄生獣」に対しても、一縷の同情の念を起こさせるストーリー構成は見事としか言いようがない。

個の保存の為には仲間の死をも厭わないという「寄生獣」達の合理主義と、倫理観や感情で態度に一貫性の無い「人間」との対比が見所だ。

まとめ

この記事を書き終えてランキングを読み直してみると、修正したい箇所がいくつも出てくる。

しかしそれでは記事を書き終える事も無く延々順位を調整してそうなので清く投稿する事にした。

筆者自身イマイチ納得のいかない箇所や、面白かったのに忘れている作品も多数あると思うので、読者の皆さんはそれ以上に納得できないランキングかもしれない。

ただし、今回ランキングに加えた作品はどれも個人的には面白く、大好きな作品ばかりなので、読んでいない作品があればぜひ一度読んでもらいたい。

なぜこれほどまでに日本で漫画文化が発達したのか?

思うに終戦後日本の貧困の中、鬱々たる国内の雰囲気を明るく照らし出したのが漫画でありアニメーションであったと思う。

手塚治虫のユートピア的世界観や未来に希望を持てるSF作品、また水木しげるなどの妖怪漫画にみられる自然との調和や温故知新的精神は、その後の宮崎駿作品へと受け継がれていったのではないだろうか。

とはいえ僕自身、戦後を生きたわけではないのであくまで想像だが。

つたない文章で読みづらいところも多々あったとは思うが、最後まで読了していただき感謝である。

みなさんの漫画ライフに少しでも役立てれば幸いである。

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